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●筑後和傘
 福岡県内では久留米市城島町しかない伝統工芸《県知事指定特産民芸品》です。
 竹・和紙・漆・油・糊・糸・柿渋といった日本古来の自然素材を用いてつくられ、
 今や貴重品となっています。
 和傘が完成するまでには、複雑で細かい100以上の手作業があるそうです・・・
 それでは、本題にまいります!  

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このたび久留米市城島町の下田地区で開催されたマチックに潜入参加しました。
マチツクとは?
「じぶんのまちの知恵を発表しあうことで、まちの知恵とまちの知恵をくっつけよう!」
という発表イベントです。
それと、下田地区まちおこし隊の活動にも
注目です。

写真のナイスガイは、本日のコーディネーターであります、
久留米市城島総合支所の乙丸法道さんです。
城島地区のまちおこしの、仕掛け人的存在です。
それでは、下田地区のまち歩きから開始です・・・

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●下田地区まちおこし隊
青いTシャツを着たみなさんが、下田地区まちおこし隊のメンバーです。
20代~60代のみなさんがイキイキ活動してらっしゃいます。
男性が頑張っているのも新鮮です。
もちろん、女性陣のサポートもしっかりしてらっしゃいます。
後ろ姿で、いい笑顔をご紹介できないのが残念・・・
みなさん楽しんでらっしゃいました。

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 ●良好な学校環境・・・目指せ35人学級!
 ここは下田小学校、児童数57人です。
 久留米市でも、周辺地域は少子化が定常化しています。
 まちづくり隊のミッションの一つが、下田地区への移住促進です。
 同小の児童数もやや減少傾向にあり、子育て世代の移住を模索中でした。
 まずは、地元出身者のUターン移住に注力するとのことです。 
 目指せ!増やす方向での理想の35人学級です。 

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 ●緑あふれる住環境
 これは、大豆畑。見る人によっては、枝豆です。
 久留米市周辺部の田園地帯で、緑あふれる良好な住環境です。
 圃場整備が終わっている地域なので、一枚の田・畑の区画が大きいため、
 田・畑の中に暮らす感じでしょうか。ここでは、田・畑が主役なんです。
 
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 ●校区内の名所めぐり
 その①下田の渡し跡
 筑後川には、日田から河口までに62ヶ所の渡しがありました。
 筑後川最後の渡しとして働き続けてきたこの下田の渡しも平成6年3月に廃止されました。
 暮らしの近くに水辺があると、さぞ子供たちは楽しかろうと思いきや・・・
 昔は、この筑後川はもちろん、用水路でも泳いでいたそうですが、
 今の子供は、水辺で遊ばなくなったので、注意することもないとのことでした。

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 ●校区内の名所めぐり
 その②跡筑後川でマリンスポーツ体験
 子供の代わりに、水辺で遊び始めたのが若者たちです。
 ここ下田地区では、ウェイクボードが楽しめます。
 ウェイクボードとは、水上版スノーボードといったところです。
 モーターボートに 引っ張ってもらい、ジャンプしたり、色々なトリックが可能・・・
 動画がないのが残念 ^_^;

短い時間でのまち歩きで感じたことですが、
徒歩・自転車圏内に最低限のサービスが欲しいことです。
・生活必需品の買い物の場(コンビニ~道の駅的な感じでしょうか。)
・公園(自然が当たり前の地区だけに、健康遊具、ウォーキングルート案内等の
    人工的なものが新鮮かもしれません。)
・子供の遊び場(57人の小学生はどこであそんでいるのでしょう?)
・幼老共生の場(かつてはどこにでもあった、地域ぐるみの子育てができそうですよね。
           それも、地域の高齢者の知恵と力を借りて運営してみては。)

行政お任せのまちづくりではなく、
まちづくりを自分事として取り組・・・(ちょっと違うかな・・・)
まちづくりを自分事として、まず自分たちが楽しむ、ようにお見受けしました。
あの青いTシャツがお似合いということです。

そしてこれからも、
下田地区まちおこし隊乙丸さんの、
         楽しい挑戦は続くのでした。

(乙丸さん、こんな感じでよかったでしょうか(^^♪)

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