01205f2050cfff7ac5fee776818c05a8404c9a133c

●太宰府歴史展2015はすごい!

太宰府市文化ふれあい館で開催中の、太宰府歴史展をのぞいてみました。
先史・古代~中世~近世~近現代におよぶ2000年の歴史を、
なんと、ワンフロアーで展示しちゃってます!(写真を撮れないのが残念・・・)
太宰府の歴史をギュッと凝縮した展示を、かわいいキャラクターが説明するかたちで、
パノラマ風に眺めることができます。
堅苦しい歴史展示の概念をぶっ飛ばす斬新な展示、
歴史通の方には少々物足りなさがあるかもしれませんが、
小さなお子さんからお年寄りまで、気軽に楽しめる展示だと思います。
自分にはちょうど良いレベルで、新たな発見もありました。

また、ポスター・パンフレットがよくできてるんです。
そしてこれ、なんだと思いますか?

01fff651bbcdaa0252be38ff374547963f523d1198

これ、古代山城大野城の ペーパークラフト なんです!
白村江の敗戦の後、日本の守りを固めるために築かれたのが、
水城とこの大野城です。今から1350年前のことです。
山の頂上部分を土塁と石垣でぐるりと囲んだかたちをしています。
この山城を無理やりペーパークラフトにするとこのとおり・・・

たぶんですが・・・
この前作の第一弾が水城堤防なのですが、
水城堤防は立体的でペーパークラフト向きだったんだと思います。
そして、第二弾の大野城、
山城の微妙な凹みを紙で表現するのは至難の業だったにもかかわらず、
挑戦しないわけにはいかなかったのではないでしょうか。
組立は折々が複雑で、出来上がりはすごく微妙ですが・・・
手元に置いておきたい一品です。

016c032090c93aaf13fed6f39f41e975a7fddb1239_00001

そして、文化ふれあい館の横にそびえたつのが、
筑前国分寺七重の塔・・・
1/10スケール模型です。
模型が5.4mだから・・・本物は54mもあったんですね。
説明によると、
実物の完成当初は、柱が朱色、壁は白色、窓格子は緑色にぬられて、
先端の相輪が金色に輝いていたそうです。
この模型のコンセプトとして、
もし今日まで保ち続けていたら、このような感じになるのではという思いで、
古色で仕上げているとのことです。
塔の横に立って記念写真といきたいところですが、残念、
センサーで厳重に警備されておりますので、ご注意を!

太宰府歴史展2015、11月3日まで開催しております
ぜひお越しください (^_-)-☆


人気ブログランキングへ