●太宰府市民力通信(第23号)

平成最後となる今回の市民力通信は・・・

表面

 新元号『令和』で盛り上がる太宰府市ですが・・・
ここはひとつ冷静になって、基本的なことをしっかり押さえたいと言う訳で、
「新元号令和にまつわる基礎知識」です。
来訪者の多くは、大宰府展示館の「梅香の宴」ジオラマを見てから、
坂本八幡宮に向かうようですが・・・
大伴旅人邸の場所については3説ありまして、
ちなみに、「坂本八幡宮地区」については屋敷跡などの遺構は確認されていません。
「政庁東側の月山地区」からは、庭園の一部と思われる玉石敷き溝が出てきました。
また、菅原道真がいた南館の東側にあったとする「榎社周辺地区」説があります。
せっかくですから、これら3説の場所を巡ってみるのはいかがでしょう?
 
 旅人の人柄の一端がうかがわれる、酒を讃むる歌13首から2首を取り上げました。
よほどお酒が好きだったのでしょうが、厳しい運命から一時でも逃れる手段だったの
かもしれません・・・いやいや、歌の内容からは悲壮感はないようなので、やはりただの酒好きだったのでしょうか。
「中途半端に人間でいるよりは、酒壺になって酒に浸されていたいなぁ~」という気持ちの表現ですが、何だかすごく伝わってきますよね。
「酒を讃むる歌」から万葉集を読み始めると、奈良時代それ以前のの歌人が身近に感じられるのかもしれません。

市民力通信(第23号)表
PDFでご覧になれます(^^ゞ
https://drive.google.com/file/d/1OBAtWTt0HQ-cROmfUd0kfoSbvi-_3bDC/view?usp=sharing


裏面
 テレビニュースでご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・
太宰府市で今年度から始まる、小学校のプール授業の民間委託についてです。
市内7つの小学校の内、水城小学校と水城西小学校の水泳授業が民間委託になります。
水城小学校は、民間スイミングスクール(2箇所)を利用、水城西小学校は、市民プールを利用して、民間の水泳指導者が実技指導を行います。
 先行モデルとしては千葉県の佐倉市の取組みのようです。
佐倉市の状況は、既に2つの小学校のプールを廃止、水泳授業を民間委託しています。
さらに取り組みを拡大しようと全プール(小学校23校、中学校11校)の集約化を
進めるために、検証のための調査を行うとのこと。
平成31年1月末までに調査報告書を作成し、市として方針を決めるのだそうです。
本市の取組みについても、2兆学校の実施状況を今後注視してまいります。

 そして、太宰府市議会の議長選挙についてです。
投票結果は、投票総数17について、
陶山議員6票、門田議員6票、小畠議員2票、神武議員2票、長谷川議員1票と、
かなり票が割れる結果でした。
同数の二人がくじ引きの結果、陶山議員が議長に選ばれました。
くじなんてと思いますが、公職選挙法第95条の規定に基づくものなんです。
今回の議長選挙では、立候補制の導入と所信表明の実施は見送られましたが・・・
今後太宰府市議会では、議会基本条例にこれらの内容を盛り込むことになりました。
ちなみに、立候補制による議長選挙が行われるのは次期改選後になります。
徐々にではありますが、議会改革ご進みつつあるものとご理解ください。

市民力通信(第23号)裏

PDFでご覧になれます(^^ゞ
https://drive.google.com/file/d/1qLPXLPh9TGpg2dXUAxvN-PrOeodkIqqm/view?usp=sharing



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