●太宰府・筑紫野版ハイタウン構想の提案
太宰府市議会の一般質問で、『太宰府・筑紫野版ハイタウン構想』について提案しました。
オリジナルは、春日市と大野城市が、25年前に策定したまちづくり構想です。
この『ハイタウン構想』というのは・・・
正式名称は、『春日市・大野城市都市計画マスタープラン策定調査報告書』といいます。
さすがに25年前の構想だけあって、ネーミングが昭和の香りがします・・・
(策定年度は、平成2年で一応平成でした・・・)
両市の市街地の境界付近に、西鉄天神大牟田線、JR鹿児島本線や幹線道路などの基幹的な交通施設があるために、両市を一体的にとらえてまちづくりをする必要がありました。
そこで、この『ハイタウン構想』の中で、春日・大野城両市の概ね20年の都市施設整備のプログラムを策定したわけです。
このハイタウンのハイに込められた意味は・・・
●質の高い住環境
●高度な交通サービス
●高度な都市情報システム
●高度な生涯学習・文化創造の場
●最先端の都市文化に接することができる
●ハイセンスな若者文化が育つ
●高齢化社会に対応できる
それぞれのハイだそうです。
強引な語呂合わせが、ちょっときつい感じですが・・・
驚くべきは、その内容と構想の実現状況です。
構想の中で、基幹プロジェクトとしたのが、
幹線道路ネットワークと鉄道の高架化と街の拠点(賑わい)整備でした。
幹線道路ネットワークと街の拠点整備はほぼ完了し、只今、鉄道の高架化が進行中です。
写真は、西鉄春日原駅の状況です。工事が着々とと進捗しています。
四半世紀前にできた構想が、現実になりつつあります。
今回の一般質問として・・・
この構想を参考に、太宰府市と筑紫野市で同様の構想を策定しようという提案です。
両市は、地理的にも密接な隣接関係にあります。(太宰府市の市域外周の53%が接する)
西鉄の高架化や幹線道路の整備等、同じ課題を抱えています。
駅周辺の再開発や文化・観光等の分野で、双方にメリットがある取組みがいっぱいです。
近隣市との連絡・調整にとどまらず、本物の広域連携を進めようという提案です。
進めよう「ハイタウン太宰府・筑紫野」(スローガンは工夫した方がいいみたいですね)
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